小説

これまでに発売された書籍、電子書籍のご紹介です。画像クリックすると販売サイトにジャンプします。

画狂老人卍 葛飾北斎の数奇なる日乗(2022年4月)

奇人変人、でも天才。その名を世間に轟かす、江戸の大絵師葛飾北斎の絵への探求心は、尋常ならざるものがある。そして、偏屈で一般常識なんぞ持ち合わせてはいないため、常識人である弟子の常次郎をいつも困らせていた。足の踏み場もないほどに散らかっている部屋でも片付けるなと叱り、生きている猫をもってこい、鼠を捕まえろなど、無理難題の毎日だ。しかし「絵が好き」という共通点があるからこそ、師匠はぶっきらぼうでも弟子の成長を見守り、弟子も怒りながらも尊敬の眼差しを送る。そんな愛あるおかしな日常を生き生きと描く物語。

  

討ち入りたくない内蔵助(2021年12月)

筆頭家老の家に生まれ、一生裕福で平和に暮らせるはずだった大石内蔵助の人生は、主君が起こした松の廊下の刃傷事件によって暗転する。不公平な幕府の裁定を前に、籠城だ仇討だといきり立つ藩士たち。内蔵助は彼らをのらりくらりとかわしながら、「藩士どもを殺してたまるか!」とお家再興に向けて奔走する。しかし、下からは突き上げられ、上からはそっぽを向かれる四面楚歌。やってられるか、こんなこと! 役割や責任なんて投げ出せたら楽になれるのに……。人間・内蔵助を等身大で描く、新たな忠臣蔵。

前作「あの日、松の廊下で」の後日譚となる、今度は大石内蔵助の視点から忠臣蔵の顛末を描いた物語です。
 

あの日、松の廊下で(2021年4月)

旗本・梶川与惣兵衛は、「あの日」もいつもどおり仕事をしていた。赤穂浪士が討ち入りを果たした、世にいう「忠臣蔵」の発端となった松の廊下刃傷事件が起きた日である。目撃者、そして浅野内匠頭と吉良上野介の間に割って入った人物として、彼はどんな想いを抱えていたのか。江戸城という大組織に勤める一人の侍の悲哀を、軽妙な筆致で描いた物語。第3回歴史文芸賞最優秀賞受賞作品。
 

5分後に美味しいラスト(2020年10月)

小説投稿サイト「エブリスタ」に投稿された短編の中から厳選された、美味しすぎて心まで満たされる短編小説9作品を収録したオムニバス集。エブリスタの「三行から応募できる超・妄想コンテスト」で準大賞を受賞した私の短編「氏康とカレーと私」が最後に収録されております。

カレーを食べるたびに、なぜか戦国武将の北条氏康と脳内で激しいバトルを繰り広げてしまう「私」の、脳内北条家の存続を賭けて行われる、カレーをバランスよく食べる真剣勝負のゆくえは!?
 

私のイクメンブログ(2019年12月~2020年7月)

「エブリスタ」に投稿した同名小説が編集部の目に留まり、キャンディーサトウ先生によって漫画化された作品です。(全3巻 電子版のみ)

夫は育児に協力的なイクメンだけど、夫が始めた育児ブログが、なんとなくイラっとする!
そんなモヤモヤした苛立ちを抱えるワーキングマザーの美佐緒はある日、ちょっとした出来心で男のふりをして育児の様子を投稿する「イクメンブログ」を書きはじめる。
ところが、普段の育児について書いているだけなのに先進的なイクメンと勘違いされて、あっという間にカリスマブロガーに。
さらには炎上騒ぎにも巻き込まれ、性別詐称のイクメンブログは果たしてどうなってしまうのか!?

なお、エブリスタのこちらのリンク先で私の原作小説を無料で読むこともできます。物語の骨格は一緒ですが、漫画と小説ではかなりテイストが違うので、比べて楽しむのもおすすめです。